庶民の味方、銭湯 ~島原温泉より~|島原温泉 - 下京×銭湯力

島原温泉(旧千鳥湯)は、江戸時代に栄えた花街である「島原」地域にある銭湯です。

ちなみに島原温泉、とありますが島原地域にちなんで名前を変更していますが、温泉ではなく銭湯で、入湯料も銭湯の価格になっています。

なぜか真ん中だけたくし上げられている暖簾をくぐると男女に分かれます。

入り口をくぐると番台さんがいて、小型テレビやラジオが流れていて籠やドライヤー、鏡などがある少し時代を感じる脱衣所があります。

浴場は清潔感のある白タイルの床と壁で、サウナ、水風呂、浅風呂、深風呂、電気風呂があります。

浅風呂には超音波が出ていて、全体的には少しぬるめのお湯です。

そして、奥には島原温泉名物のラヂウム温泉があります。ラヂウム温泉、というのはラヂウムが一定量のお湯の中に含まれている温泉で、冷え症や痛風などに効果があります。

島原温泉の場合は岐阜県恵那産のラヂウム鉱石が湯量四斗(72ℓ)に含まれている岩風呂です。

また、奥にはご主人の趣味で観音像があるのが特徴です。


島原温泉

住所:京都府京都市下京区西新屋敷中堂寺町69
電話:075‐361‐0676
入浴料:大人(12歳以上)430円、小学生150円、6歳未満60円
営業時間:14:30~24:30
休業日:金曜日

社会とつながる文学部 Ryukoku Letters +Social

龍谷大学文学部での「学び」を活かし、大学生たちが京都市下京区の「魅力」を独自のテーマで切り取ったオリジナルマップの制作に取り組んでいます。

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