香りには「利」をもたらしてくれる「何か」が存在した|取材後記 - 香を利 〜香りが導く利の旅へ〜

「香り」という切り口から下京区の魅力を発掘するべく旅をした。

私たちは、「香り」が暮らしを豊かにすると考えている。
香りを通して季節を感じたり昔を懐かしんだり…。

しかし、日常的であるが故に無意識になっているのではないだろうか。そこに注目すれば、まだ見ぬ魅力をここ下京区で発見できるのではないかと考え、その魅力を地図として表現したい。

今回は古本屋やカレー屋、お香屋さん、カフェ更には老舗の漬物屋に焦点を当てて実際に取材を行ってきた。


《谷書店》

絶版書との運命の出会いも...。

京の香りといえば

《薫玉堂》

本願寺の前にある老舗の御香調進所が、あなたを香りの旅へ誘う。

《川勝總本家》

ワインたまねぎ!?あなたの知らないお漬物が待っているかも!?

《GOOD TIME COFFEE》

訪れたお客様に豊かな時間を過ごしていただけるように。

ひとつひとつ丁寧にハンドドリップした店主こだわりのコーヒー、いかがですか?

《ムジャラ》

昭和を彷彿させる内装、どこか懐かしさを呼ぶ店。
「ムジャラ」で食べるカレーは、どんな味や香りがするのだろう?

古本屋からカレー屋まで。

下京区の香りに誘われ、我々が取材してきたその場所にはまだ見ぬ魅力が隠れていた。

「香り」なんてどこにでもありふれている。我々にとっては特に気にかけるものでもないかもしれない。

しかし、その香りの中にはそれぞれ我々を魅了し、利をもたらしてくれる“何か”が存在した。

それは歴史なのか、こだわりなのか、それとも人間の思いなのか。香りを通して見えてくるものは人それぞれだ。

あなたは何を見出すだろうか。


5つのお店が醸し出す香りに誘われて、香りが導く利の旅へ。

是非一度、出かけてみてはいかがだろうか。

社会とつながる文学部 Ryukoku Letters +Social

龍谷大学文学部での「学び」を活かし、大学生たちが京都市下京区の「魅力」を独自のテーマで切り取ったオリジナルマップの制作に取り組んでいます。

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