美味しいつながりを持てる交流の場 - すずなりランタン

七条通りのすぐ近くの細道から裏路地に入っていくと不思議な店がある。店名は「すずな

りランタン」。看板は店前にあるだけで、これといった派手さもないが島原の街並みに溶

け込んだ風情ある店だ。しかし築100年を超えた古民家をリフォームしたそのカフェ

バーにはある秘密がある。「すずなりランタン」は子供食堂であり若者たちの交流の場と

しての一面も備えたカフェバーである。さらに店長が日替わりで交代している面白い店で

ある。

そんなお店の看板メニューはギフトカレーである。それはこのギフトカレーは無料で食す

ることが出来る。これらのことはなぜ行われているのか。それはこの店の理念である「新

しい自分に出会えるきっかけの場」である。実際記者も当日私のとなりに居合わせた方と

会話を楽しむことができた。何も知らない人同士がその場に居合わせた時に話かけやすい

独特な雰囲気がそこにはある。大学生は思ったよりも頼るひとが少ない。何か変わりたい、

変えてみたいそんな時に何かのきっかけになる。そんな出会いをプレゼントしてくれるか

もしれない。

社会とつながる文学部 Ryukoku Letters +Social

龍谷大学文学部での「学び」を活かし、大学生たちが京都市下京区の「魅力」を独自のテーマで切り取ったオリジナルマップの制作に取り組んでいます。

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