風情あふれる町のお風呂屋|稲住湯 - 下京×銭湯力

七条御前から3分程度南へ下った場所にある町家風のレトロな銭湯。

店先には「湯」と書かれた暖簾が掛かっており、まさに昔ながらの銭湯です。

お風呂の種類は、浅風呂・深風呂・ジェット風呂があります。そして男性側のお風呂にはサウナが、女性側のお風呂には薬湯があるそうです。

お湯の温度は私が取材に行った銭湯の中では高めで、熱い湯船につかりたい!と思った方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか⁉

ちなみにこちらの稲住湯さんは、なんと脱衣所と休憩室がつながっていますので、風呂上りの一杯を全裸で味わえます!

また、個人的に嬉しかったのが、私が浴場に入った際に、中で湯船につかったり、身体を洗っていた地元のお客さん方に、「おおきに」「こんばんは」「はじめてやなぁ」と声をかけていただいたことです。

番台をしているおかみさんもすごく気さくな方で、脱衣所で話しているとなんだか元気を分けてもらえている気がしました。全裸で話をしていたので少し恥ずかしかったりもしましたが…。

湯船につかってゆったりしながら、地元の人たちと他愛のない話をして気分を切り替える。そして人の温かみに触れることができることが、この稲住湯の魅力――すなわち“銭湯力”なのではないでしょうか。


稲住湯

住所:京都府京都市下京区梅小路西中町60
電話番号:075—313ー3353
営業時間:15:00~24:00
定休日:金曜日

社会とつながる文学部 Ryukoku Letters +Social

龍谷大学文学部での「学び」を活かし、大学生たちが京都市下京区の「魅力」を独自のテーマで切り取ったオリジナルマップの制作に取り組んでいます。

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