古風な街並みに囲まれたかき氷の新店舗「鹿の子」

 江戸時代には花街として、京都有数の賑わいを誇った島原。令和になった現在では、当時の賑わいが嘘のように静まり、古風な街並みだけが残っています。そんな元花街の入り口である、京都市の登録有形文化財の島原大門をくぐってすぐの所に、令和に新しくオープンした、かき氷専門店「鹿の子」があります。

 店に入ると一人で座れるカウンター席と、その奥に複数人で座れるテーブル席があり、一人でも友人と一緒でも入りやすいお店になっています。また、かき氷の種類は非常に多く、定番メニューから、旬の果物を使用した季節限定メニュー、小さなサイズのメニューまであることも魅力の一つです。私は小学生の頃から約10年ぶりにかき氷を食べましたが、まるで100%ジュースを食べているかのような果物の濃厚な味わいと、生の果物によって、さらに引き立てられた芳醇な香りに魅了されました。

 「鹿の子」は大宮キャンパスから近く、講義後などに気軽に行くことができ、静かな街なので忙しく騒がしい日常から解放されたい時に行ってみることをオススメします。また付近には、新撰組ゆかりの建物なども残されているので、かき氷を食べるついでに京都観光などいかがでしょうか。


「鹿の子」

京都市下京区西新屋敷上ノ町126

TEL:075-708-7150

定休日:不定休

臨時休業・定休日はInstagramでご確認ください。

社会とつながる文学部 Ryukoku Letters +Social

龍谷大学文学部での「学び」を活かし、大学生たちが京都市下京区の「魅力」を独自のテーマで切り取ったオリジナルマップの制作に取り組んでいます。

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