普段何気なく歩いている場所でも、歴史的建造物や文学作品に登場する場所、由来をもった通りや地名、新たなまちづくりの試みなど、いつもと目線を変えると色々な魅力を発見することができます。

龍谷大学では「文学部での学び」を活かし、大学生たちが京都市下京区の「魅力」を独自のテーマで切り取ったオリジナルマップの制作に取り組んでいます。


3つのオリジナルマップ

2019年度は「3つのテーマ」でオリジナルマップの制作に取り組みました。

建築、銭湯、香り、どれをとってもオリジナリティのある内容になっています。

#01 擬洋の国へ -fall in-

「擬洋風建築」である龍谷大学大宮学舎を中心に、下京区の明治〜昭和期に建てられたものを紹介していきます。

今なお、人々を魅了し続けるそれらの場所には、様々な時代・文化が反映されています。そして新しい伝統も生まれつつあります。

ウサギの巣穴にfall inしたアリスのように、「擬洋の国」へ貴方を招待します。


#02 香を利 - 香りが導く利の旅へ -

私たちの日常の中で香りは様々な役割を果たしている。

何かを食べるときに味がするのは、嗅覚が働き、脳が味覚と嗅覚両方の情報を統合するのだ。外出時に香水をつけたり、アロマでリラックスしたりするときも香りが働いている。

香りは私たちに様々な利点をもたらしてくれる。香りに身をまかせて、下京区を歩いてみよう。


#03 下京 × 銭湯力

多くの人が日々の疲れをいやす場所「銭湯」。

時に、人と人とが他愛のない話をして交流したり、湯船につかりながら自身の考えをまとめたりする場所でもある。

そんな銭湯のもつ魅力や強み『銭湯力』を通して、下京区の魅力を再発見する。